今回は初めてのうどんの食べてみたレポートです。麺類大好きなじょいえもんは、よくスーパーで生のうどんを買ってきて冷やしうどんにしたりして食べています。袋入りの茹でうどんや冷凍のうどんも美味しく使い勝手もいいのですが、やはりうどん本来のコシを楽しむには生うどんが一番ではないでしょうか。
富士山の恵みで作られた郷土料理
今回購入したのは「甲州富士山麓特産 吉田のうどん」です。パッケージには大きく「富士山の湧き水で造りました」と書かれています。知らずに見ると吉田さんの店のうどんかと思ってしまいそうですが、「吉田うどん」は山梨県富士吉田市の郷土料理のことです。
山梨県といえば「ほうとう」が有名ですが、富士吉田市周辺の名物である吉田うどんはほうとうとは正反対の強いコシと硬さが特徴です。
裏面には「お勧めの食し方」が書かれています。茹で時間は10~15分くらいが目安とのことです。本場の吉田うどんにはキャベツや肉などが乗せられることが多いようで、ここにもオススメのトッピングとして書かれています。農林水産省の郷土料理百選にも選ばれた味は、ぜひ一度現地のうどん屋で食してみたいものです。
茹で上げ
うどんは見るからにしっかりとしていて、手に持つとずっしりとした重量感を感じます。しっかりと噛むほど味わいが出ると言われるだけあって、中まで詰まっていることがわかります。
たっぷりのお湯で茹でます。
茹でている間に何度か茹で加減を確認します。食べてみるとうどん自体の塩味はあまり強くないように感じました。
茹で上がりを冷水で引き締めると、神々しいまでのこの輝きです。
麺の四角い角がわかるほどしっかりとしており、一本一本の存在感は通常の茹でうどんとは明らかに違います。
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すだちの香るポン酢をかけて
冷やしうどんにするためにかけるポン酢も合わせて購入しました。
「手造りひろたのぽんず」です。徳島県産のすだちを使った天然果汁100%のポン酢なので、すだちを半分に切ってしぼった時の爽やかな香りと酸味がそのまま楽しめます。
パッケージにも描かれているすだちの果汁がそのまま入っているので、よく振ってからかけます。柑橘系の酸味がしゃぶしゃぶや湯豆腐・鍋などにもよく合うので重宝しています。
Amazon→ 手造りひろたのぽんず
うどんの味と歯ごたえを堪能
冷水で引き締めたうどんの水を切って、すだちの香り豊かなポン酢をかけ、仕上げに青ネギ・みょうが・かつお節をかけて完成です。うどんのコシや食感をそのまま味わうことができるのも冷やしうどんの良いところではないでしょうか。その意味でこの吉田のうどんは食べ応えとボリューム感満点のうどんでした。関西で食べられるふっくらとした柔らかなうどんとは正反対の、讃岐うどんよりもコシの強いうどんは一度食べるとハマってしまう人も多いかと思います。噛めば噛むほどにうどんの味を楽しむことができる吉田のうどんはぜひ全国の麺好きに一度は試してもらいたい一品です。
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