今回は先月末にエースコックから発売された「タマゴが決め手 とろうま濃厚中華そば」の食べてみたレポートです。
同様にたまごの黄身を再現したペーストを使用したカップ焼きそばが発売されているので、こちらはそのカップ麺バージョンという位置付けになるかと思われます。
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卵黄風きみまろペーストが味の決め手!
パッケージにも大きく書かれていますがこのカップ麺は一言で言うと普通のカップ麺+たまごの黄身を味わうというシンプルなコンセプトで出来ています。
上の写真の端にもちらっと見える、「とろーーーり」がこのカップ麺のキーワードになりそうです。
フタの上には調味油の袋が。食べる直前に入れて風味付けするのは最近のカップ麺ではよくあるパターンですね。
ちなみにこれはきみまろペーストではありませんよ。
スペック
1食91g(麺量70g)あたり、カロリー403kcal、脂質16.3g、食塩相当量5.8gとなっています。
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きみまろペースト登場
フタを開けるといよいよきみまろペーストの登場です。カップ焼きそばのマヨネーズのような袋に入った少し重みのある小袋です。
これを取り出したら熱湯を注いで3分間待ちます。
きみまろペースト投入!
お湯を注いで3分待ったらまず調味油をスープによく混ぜ、ついにきみまろペースト投入の時です。
チューブから絞り出すようにかけてみると、おおっ!思ってた以上に卵黄感がハンパないっ!!
半分固体のようなペーストは見た目は半熟たまごの黄身そのもの。これをさっとスープに溶かすと若干固まって白っぽくなるところまで本当によく出来ています。
スープ
中華そばと名の付くとおり、スープはとてもシンプルな醤油味です。
ポークとチキンをベースにした醤油スープはどこか懐かしさを感じる味わいで、きみまろペーストが主人公の本商品において良い意味で全体の味を支える裏方に徹している印象です。
具材
乾燥ネギ、なると、メンマが入っています。ネギは数の点でそこそこ存在感があるのに比べて、なるととメンマはちょっと存在感が薄い気も。
この商品自体が卵黄風ペーストに一点集中のものなので致し方ないところはあると思いますが、もう少し入っていてもという印象を受けました。
麺
麺は通常のフライ麺です。メーカーHPで「適度な弾力と滑らかさのある丸刃のめん」と書かれているとおり、歯ごたえが心地いい食べやすい麺でした。
一番のポイントは何と言ってもこのカップ麺の主役であるきみまろペーストの絡み具合でしょう。この点で、この麺はしっかりとペーストと絡みペーストの味わいを邪魔することなく喉の奥に運んでくれるいい仕事をしてました。
総評
卵黄をラーメンに入れるという、カップ麺ではあまりないタイプのものですが、全体としての完成度は高いと思います。その理由は商品の方向性を明確にして作られていることとと、きみまろペーストの絶妙な出来栄えです。
きみまろペーストはスープの中でクドすぎず、ラーメンとしての食感を損なうことなく、確かに卵黄だとわかるように主張している具合がとてもいいと思います。
そしてそれを前提に、商品のコンセプトの中で最大限に魅力的な味となるように選ばれたあっさりした醤油スープや卵黄のよく絡む麺が、カップ麺全体としての完成度を大きく高めていると言えます。
Amazon→ エースコック タマゴが決め手 とろうま濃厚中華そば 91g×12個
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