日清から「麺職人 沖縄そば」が6月6日に新発売されました。
麺職人と言えばノンフライ麺の食感が売りのロングセラー商品で、こちらで以前にご紹介した「本当に美味しいカップラーメンランキング」でも「日清麺職人しょうゆ」を堂々の第1位に挙げさせていただきました。（ちなみに第3位に「マルちゃん沖縄そば」が入っています）
今回はそんな間違いない美味さを誇る麺職人から沖縄そばが出たということで、かなり期待値高く食べてみました。
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出揃った主要メーカーのカップ沖縄そば
カップラーメンの沖縄そばというと、明星食品の「明星 カップ沖縄そば
今回そこに日清の定番人気シリーズである麺職人から沖縄そばが発売されたことで、カップ麺のトップメーカー3社の沖縄そばが今後三つ巴となりそうな予感です。
ではさっそく中身を見ていきましょう。
綺麗なハイビスカスの絵柄が描かれたフタをめくると、中には粉末スープ、かやく、紅生姜の袋が入っています。かやくはチャーシュー、味付け卵、ネギです。
そして麺職人と言えば何と言ってもノンフライの麺が命です。この沖縄そばでは「手もみ風の白い平打ち太麺」が使用されているということで、よく見ると確かに通常の麺よりも平たく太めの麺になっています。
カロリーと脂質がとにかく低い！
1食あたりの内容量は71gで麺量は60gとなっています。他の麺職人シリーズの麺量がすべて65gであるのと比べると、この沖縄そばの麺量はわずかに少なくなっています。
そのこともあり、カロリーは237kcal、脂質は1.6gと、現在発売されている麺職人シリーズの中では最も低くなっています。特に脂質は1g台と、麺職人シリーズではもちろんカップラーメンとしてはかなり低めだと思います。
食塩相当量6.4gはまあこんなものでしょうか。
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カツオ出汁×ノンフライ平打ち太麺が抜群に美味い！
湯戻し時間は、他の麺職人シリーズがすべて4分であるのに対して、この沖縄そばだけは5分となっています。これは麺がこだわりの平打ち太麺を使用しているためかと思います。
麺をスープの中でほぐして、最後に紅生姜のトッピングを乗せて完成です。広がるカツオ出汁の香りに食欲がそそられます！
スープ
まず粉末スープを袋から開ける時点でカツオ出汁のいい香りが立ち上ります。沖縄そばの真骨頂とも言えるカツオ出汁の効いたスープは驚くほどクリアで香りが立っています。また、沖縄らしい豚の旨味も合わせられているので、あっさりとした中にもしっかりとしたコクが感じられます。
「優しい」という表現がぴったりなスープは口にすると体に染み渡るような感覚になり、老若男女問わず広く支持されそうな味わいです。
麺
一言で言うとさすが麺職人。平打ち太麺という新しい試みにおいても、このシリーズの醍醐味である生麺に近い味・食感・喉越しは期待を裏切らないクオリティに仕上がっています。数あるカップラーメンの麺の中でも、麺職人のノンフライ麺は出色の出来だと思います。
ただしその分、この沖縄そばは"麺職人の"沖縄そばであると思って食べたほうがいいかもしれません。端的に言うと、実際に沖縄の食堂や沖縄料理店などで出される沖縄そばの麺とはかなり違います。実際の沖縄そばの麺が少しねじれたようなもっちりとした麺であるのに対して、麺職人の麺はあくまでも喉越しのいいスルッとした麺職人シリーズ独特の麺です。
具材
先述のとおり、かやくにはチャーシュー、味付け卵とネギ が入っています。まずチャーシューですがこれはカップ麺によくある薄い丸型のものです。ないよりはあるほうが間違いなく良いのですが、これは特に特筆すべきものではないかと。味付け卵はふっくらとした感じでそこそこ存在感があります。ネギと紅生姜は量こそそこまで多くはありませんが、味のアクセントとしていい仕事をしています。
総評
スープの完成度は高く、体に染みるその「優しい」味わいと香りはまた食べたくなると感じる味です。麺に関しては、何と言ってもこのシリーズの要は麺職人独特のノンフライ麺なので、こちらの商品も沖縄そばの「そば」ではなく麺職人の「麺」が使われていることを念頭に置いて食べたほうがいいかもしれません。
とは言いつつも、カツオ出汁風味豊かなスープは喉越しのいい麺との相性も良く、紅生姜などの具材との味のバランスも悪くないので、全体としてかなり満足度は高い一杯でした。
また、カロリーや脂質がかなり低くヘルシーなので、夜食や小腹が空いた時にさらっと食べられるのも嬉しいところです。
明星とマルちゃんの沖縄そばとも食べ比べると楽しいと思いますよ。
Amazon→ 日清麺職人 沖縄そば 84g×12個
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