オムライスが看板メニューの老舗洋食屋「たいめいけん」の初監修カップラーメン！
老舗洋食店ながら、日本橋の本店横には店に座らなくてもラーメンを立ち食いできる「たいめいけん らーめんコーナー」なるスペースを設けるほど、なぜかラーメン創作に力を入れている。話では、初代シェフがラーメン好きでありメニューにひっそり加えていたものが、2代目、3代目と受け継がれ今日に至っているとのこと。
この「オム黒ラーメン」は、テレビにも引っ張りだこのイケイケ3代目茂出木浩司シェフの人気とタイアップしたと言わんばかりのインパクトのある商品ですよね。
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恐る恐る作ってみました
正直、本商品が店頭に並んでから１ヶ月くらいは怖くて手に取れませんでした。
なぜなら、パッケージからして味が未知数すぎたからです。たいめいけんの「たんぽぽオムライス」のイメージが先行するわけですから、このオム黒ラーメンの文字を見ると頭と口の中が途端に混乱し出します。うーん、これは時間のある休みの日にゆっくり味わってみよう・・・と考えていました。今回、実食するにあたり、非常に手に汗握っている状態です。
うおおおおおおぉぉぉお！！！
恐る恐るちらっと蓋をめくってみると、中はもうすでに準備万端！と言わんばかりに粉末のかかったフライ麺の上でかやく達が踊っていました。
かやくの種類は、豚肉・かき卵・玉ねぎ・赤ピーマンの４種類です。
お湯を入れて３分待ちます。
この商品は味も方向性も非常に未知数であったため、いつもは早めに切り上げる私も今回は表記に忠実に３分間待つことにしました。
「仕上げの小袋」が気になりすぎてすっごいソワソワしましたwww
３分後！また恐る恐るちらっと蓋をめくってみると、かやくのかき卵がふわっふわに膨らんで一面を覆い尽くしていました。な、なんなんだこれは！？！？
さすがはオムライスが売りの洋食屋監修です。このふわっふわ感はまさしくオムライス・・・！！
ここで、仕上げの小袋を投入します。仕上げの小袋はおそらくバター風味のオイル。
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チキンベース・バター風味の醤油スープ
このスープは独特でした。このようなカップラーメンは今まで食したことがありません。バターと玉ねぎの風味の強さから、一瞬バゲットを乗せたオニオンスープを彷彿とさせましたが、あくまでバター風味の醤油ラーメンなのです。
バターの風味の好き嫌いはあるかもしれませんが、これはこれで美味しいです！バターを差し引いた醤油スープ自体も、玉ねぎとチキンの風味とコクが感じられ優しくもしっかりとした味わいです。
麺はさながらカップラーメンのよう
麺はザ・フライ麺といった感じで日清のカップラーメンのようでした。正直、この麺だからこそ、このスープに合っているなと思いました。ここでノンフライ麺のようなコシのある麺ではこのバター風味の独特の味わいのスープと合わなかったと思います。私個人としては、このようなところに「昔ながらの懐かしい洋食屋」の雰囲気を感じたのでした。
こだわりの具
具にはかなりこだわったのではないかと感じられる点が随所にありました。まずはなんといっても「かき卵」。卵の具と言えばカップラーメン醤油味などが真っ先に浮かんできますが、あのような固形物という感じではなく、本当にふわふわオムライスの切れ端を投下したようなふわっとした食感なのです。オムライスを看板メニューとする洋食屋ならではのこだわりだったのではないでしょうか。また、「玉ねぎ」も細やかながらとてもこだわりを感じました。よく見ると炒められているんですよね。炒め玉ねぎをかやくにしたという商品は他に知りません。炒めた玉ねぎならではの甘みがチキンベースのスープと相まってカップラーメン全体の味わいを引き出しているように思います。赤ピーマンを色合いのためだけに入れたと豪語しているあたりも、こだわりを全面に主張していて良いですよね。
これは面白い商品だと思いますし、恐れていた想像に反してとても上品で味わい深い一杯でした。好きな人は本当に好きだと思いますし、必ず話題になるので話のネタにする目的でも一度は試す価値のあるカップラーメンだと思います。
食べようかどうか迷っていた方、安心してください、想像以上に美味しいですよ！！！
Amazon→サッポロ一番 たいめいけん 三代目シェフ茂出木浩司監修 たいめいけんの裏メニュー THEオム黒ラーメン 95g×12個
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