サッポロ一番の「和ラー」シリーズから、三重県で食べられている伊勢海老汁をイメージした新商品「和ラー みそ 三重伊勢海老汁風」が今月から発売されました!
和ラーシリーズではこのほかにも、「博多 鶏の水炊き風」や「秋田 きりたんぽ鍋風」などご当地の鍋をイメージしたカップ麺が発売されています。
その中で、今回はなかなかカップ麺では味わうことのできない伊勢海老風味のカップ麺ということで、期待が高まります!
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イメージは浜で作る伊勢海老汁!
海の幸に恵まれた日本においても、伊勢海老の風味というのは高級なカニとも違う特別な美味しさを持っています。そんな伊勢海老の本場である三重県の「伊勢海老の濃厚な旨みが特徴の伊勢海老汁」が今回のスープです。
また、麺も「高密度製法めん」という独自の製法でもっちり感とコシのある麺になっているとのことです。
今回の商品の1食は72g、そのうち麺量は58gとなっています。1食あたりのカロリーは299kcalで、食塩相当量は5.1gです。
三重県お薦めの一品!
フタには大きく「三重県お薦め」の文字が。コレ本当に県が関わってるのかと思い調べてみると、なんと「三重県が県産食材を使ったカップ麺の開発を同社に求めて実現(伊勢新聞オンライン版9月21日付経済面)」とのこと(!)。伊勢海老という看板食材を馴染みやすい形で全国にアピールできたことに県知事も満足のようで「みそ味の風格が高いサッポロ一番との相性が良い(同上)」とコメントしています。
今回はおにぎりを入れての和ラー雑炊はできなかったのですが、海鮮味噌スープなので雑炊にした味は間違いないと思います。
フタを開けると麺の上にすでにかやくと粉末スープが入っており、お湯を注ぐだけの状態です。
何と言っても一番目を引くのは伊勢海老の身を模した大きなすり身状のかやくです。かやくとしてはこのほかに、ねぎ、味付卵、キャベツが入っています。
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お湯を注いで3分で完成です。
この時点で味噌の香りと甲殻類の香ばしい香りが立ち上っています。
かやくの彩りも鮮やかで、見た目にも食欲が湧いてきます。
濃厚味噌×伊勢海老エキスの上質な味わい
カップの底からスープをよくかき混ぜて麺に絡め、いよいよ実食です。
麺
先述のとおり、今回の麺は「高密度製法」という独自技術で作られています。実際食べてみると、見た目は普通の揚げ麺なのですが、ノンフライ麺ほどではないにしろしっかりとコシと歯ごたえのある麺でした。濃厚な味噌風味のスープとも相性が良く、スープを適度に吸った麺の味わいは最後まで飽きが来ることなく完食できる出来栄えです。
具材
食感や風味の面でさすがに本物には代わりませんが、伊勢海老の身をイメージした魚肉練りもののかやくは、エビのエキスがふんだんい使われたスープとも相まって絶妙にエビの身感が出ています。一つ一つが大きくスープの味をよく吸うのでなかなか存在感があってよく出来ていると思います。
スープ
伊勢海老汁ということで、伊勢海老の風味が溶け出した味噌汁というイメージに近い味になっていると思います。赤味噌の濃厚な味の中に甲殻類らしい香ばしい香りが溶け込んでいて、海鮮系のスープが好きな人にはオススメの味です。本当に上質の味噌汁という感じなので、おにぎりを入れて味噌汁ぶっかけご飯のようにして食べるのも間違いなく美味しいと思います。
総評
本物の伊勢海老汁というものを食べたことがないので本物との比較は出来ませんが、伊勢海老風の甲殻系出汁をベースにした味噌ラーメンとしては上々の出来だと思います。
麺は揚げ麺としてはコシのある食感に仕上がっていて、スープともよく合っています。
そのスープは味噌汁のようなシンプルな味わいの中に伊勢海老の香りが溶け込んでいて海鮮好きの人ならどこかホッとするような、濃厚ながら品のいい味になっています。三重県の折り紙付きというのも納得の、どこか懐かしい味わいの一品でした。
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