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【保存版】大人向け おすすめ 旧ドラえもん映画 ランキング ベスト10

アニメ映画の王道といえば、ドラえもん!旧ドラえもんだからこその圧倒的な世界観、時間が経っても色あせない不朽の名作が目白押し。大人になってからこそわかる、旧ドラえもん映画の味わい深さ。
 
最近面白い映画ないな〜と思っている大人にこそ、是非もう一度見てもらいたい作品の数々をご紹介します。

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10位 ドラえもんのび太の創世日記

夏休みの課題として、お座敷釣り堀の中でのび太が地球を作って観察日記を書くというお話。のび太のひょんな行動から実際の世界とは少し変わった世界が作られていく。全体の物語をつないでいく、各時代でのび太をはじめ主要キャラに良く似たキャラが織りなす一つ一つのエピソードも結構面白い。史実ではないけれど史実を少しアレンジした形で展開される歴史ストーリーのため、子供向けではなく、「ちょっとおかしな歴史の世界」を理解できるくらいの年代の人にこそお勧めできるロマン大作。その伏線の多さと、その回収力が本当に素晴らしい作品。子供の頃にあんまり面白いと感じなかったというイメージのある大人は絶対もう一度見直すべき。

9位 ドラえもんのび太のドラビアンナイト

絵本の世界に入り込める靴で遊んでいる中で、しずかちゃんだけがアラビアンナイトの世界に取り残されてしまった。ヒロインのしずかちゃんをみんなで助け出すため、絵本の世界に通じる実在人物を求め8世紀中東を旅する=「絵本の世界が現実とリンクする」という、他の作品では見られない珍しい演出も光る。なんといっても、ドラえもんのひみつ道具が一切使用できないという絶体絶命な状況で砂漠を彷徨うシーンは、これからどうなるんだろう...というハラハラドキドキ感が最高。ギャグのテンポもいい。また主題歌とBGMが作品にマッチしすぎていて感動して涙が出るレベル。

8位 ドラえもんのび太のパラレル西遊記

タイムマシンで過去に行って遊んでいる最中にゲーム機の中から西遊記の敵キャラが出てきてしまい、元の世界に戻ってきたら妖怪が人間を支配するという歴史に変わってしまっていた!というタイムマシンの特性を憎いほど上手く利用して世界設定を行った作品。「孫悟空はのび太だったんじゃないか」的なパロディ要素も面白い。テーマソングがかかり一気にクライマックス!というシーンは、旧ドラえもん映画至上最も”痺れるっっ!”瞬間ではないでしょうか。それを味わうためだけに全編見ても良いのではないかというくらいに素晴らしい演出を持つ作品。ただ、地味なシーンも多く、前半は割と疲れる。

7位 ドラえもんのび太の魔界大冒険

ありそうで、そんなにない魔法が使える世界の話。もしもBOXを使って魔法の使える世界を生み出してしまったら、悪魔まで出てきちゃった!という舞台設定。「パラレルワールド」や「科学が迷信」など、作中のキーワードが世界観をより一層リアルに演出する。自分達が生きる世界ではない世界なのだが、一度関わってしまったからには収集をつけなければならない!というのび太とドラえもんの責任感と決意で物語終盤が動く。序盤からの伏線もしっかりしており、敵キャラもオリジナル感があって見てて飽きない。ギャグ演出も秀逸。もしもBOXは若干反則感もあるが、それもどうでもよくなるくらいに練りこまれてテンポの良いストーリー構成。ちょっぴり怖いけど何度も見たくなる。うん、四次元世界の解釈とかロマンあるし、何回見てもやっぱり引き込まれるんだな。あと、オープニングムービーの始まり方と、オープニングの絵柄(切り絵モザイク画風)が他の作品と比べて群を抜いてセンスがある笑

6位 ドラえもんのび太の鉄人兵団

宇宙から地球を侵略するためにやってきたロボットの集団「鉄人兵団」とのび太達の真っ向勝負を描いた作品。ドラえもんとは思えない、エグいくらい「全面戦争」「地球人虐殺」などといったキーワードが飛び交うシリアスな展開が主軸の映画。若干ガンダムの影響を受けているとも思える子供が大きなロボット(色目が完全にRX78-2)を操ったり、ドラえもんの秘密道具を駆使して殺戮ロボットと戦ったりなど、他のドラえもん映画ではなかなか見られない迫力のある戦闘シーンが魅力だ。また、敵役として現れる女の子型ロボットとの駆け引きにおいては、それぞれのキャラクターの心理面が非常に繊細に描写されており秀逸である。物語のキーとして、争うことをやめられない人間への戒めであり、ラビリンスやアニマル惑星に近いメッセージ性もポイント。(それ以外のインパクトが強すぎるけどw)

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5位 ドラえもんのび太のブリキの迷宮

ちゃもちゃ星という、ロボット技術が発展しすぎてロボットが人間社会を征服しようとしている星を舞台に、活動性の低下したちゃもちゃ星の人間達がロボットに立ち向かうために勇気ある地球人(のび太たち)を半ば強制的に借り出すwドラえもんがロボット達に攫われたあげく、リンチされ海に捨てられるという非常に厳しいシチュエーションの中、のび太達がドラえもんを取り戻すためロボット社会を覆す切り札を追い求め大迷宮の攻略や、スパイ活動などを行う。便利なロボットに頼りすぎてはいけない、という現代ならではの強いメッセージ性が込められている作品。昭和のおもちゃが活躍するため、なんだか懐かしい気持ちにもなる。

4位 ドラえもんのび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)

クーデターが起き独裁者により侵略が進み荒廃するピリカ星を舞台に、ピリカ星大統領の少年パピとのび太達が善良なる市民達による平和な世の中を取り戻すために戦う。しずかちゃんとスネ夫、のび太とジャイアンとドラえもん、という変わった2チーム構成で後半の物語が進められていく。改造プラモで宇宙空間にてガチ戦闘を行うシーンも。怖いけど戦わなければならないというのび太たちの勇気と決意、そして大どんでん返しのクライマックスが本作の魅力。また、武田鉄矢の素晴らしい挿入歌&主題歌「少年期」が素晴らしい味を出している。そして、なんといってもこの作品の一番の魅力は、様々な海外名作のパロディをネタとして色んなところに散りばめられている点だ。

3位 ドラえもんのび太と雲の王国

理科の授業中に「天国のある雲はどのへんにあるんですか?」というのび太の独創的すぎる疑問(もちろん周囲に馬鹿にされるw)を皮切りに、のび太とドラえもんは実際に雲の上に王国を作ることに。旧ドラえもんのアニメを見ていた人には懐かしい名脇役キャラ達がストーリーが展開する上でのキーとなっており、それまでに放映していた通常アニメを伏線代わりに使うという、ファンには憎い演出。また、神話、環境破壊や大気汚染、核開発問題などにも通じるシリアスなテーマ設定も独自の切り口で見ている側に訴える感じがいい。大雨による洪水のシーン、裁判のシーンなど、鬼気迫る演出の数々も見応えがある。

 

2位 ドラえもんのび太のアニマル惑星

人間の環境破壊行為への警鐘がテーマの本作は、人間のように話し生活をする動物達が築き上げる綺麗な星を舞台に、美しく平和な動物社会と汚れ殺伐とした人間社会の対比を描いた作品。のび太達が動物達側の立場になって、動物達の星を侵略しようと企んでいる人間が敵役になるというなんとも巧みな構成。人間による環境破壊活動の末路を風刺するようなストーリー構成ながら、動物達がほのぼのと暮らす自然豊かで綺麗な世界観を見せて、こんな世界にしていくためにみんなで環境を良くしていこうね、という前向きなメッセージ性が心地よく、元気をもらえる。とにかく動物達の平和で美しい世界観に始終癒される作品。主題歌も優しさと人間らしさが溢れ出してくる感じがとっても良い!

 

1位 ドラえもんのび太の竜の騎士

もしもBOXやタイムマシンなどといった秘密道具を使用した邪道な世界設定をしておらず、現実世界に繋がった地底世界が舞台であり臨場感がある世界観に圧倒される。この舞台設定のアイディアでもう1位だよ。クライマックスに向かう間にいくつもの伏線があり、余すことなく回収し、ストーリー構成がシンプルながらも秘密道具や敵キャラなどをアクセントにしており、ダレることは一切ない。映画ドラえもんならではの「恐竜」という鉄板テーマを見事にファンタジーアレンジした素晴らしい作品。作中はドキドキ、ワクワクが止まらず、見終わった後も夢とロマンに満たされたなんとも清々しい気持ちになるのがいい。社会風刺なども特になく、ドラえもんならではの生粋の「冒険」が楽しめる!!毎日見たいわ。そして、もう、最後まで憎いわけなんだけど、主題歌をドラえもん(大山のぶ代)が歌っているというのも個人的に評価が高い。旧ドラえもんの声で歌われると、色んな意味で涙が出るお〜(T_T)じ〜〜ん

筆者の旧ドラえもんへの愛がみなさんに伝われば幸いです。本当に素晴らしい作品ばかりで、声優さんが一人また一人とこの世を去る中で、もう二度とあの時代のドラえもんを見れないのかと思うと切なくて切なくて泣きたいです。永遠だと思っていたけど、永遠ではない、だからこそ大事にできる、そんな気持ちになって何度も何度も見返せる作品ですね。

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