じょいえもんはカップ麺はよく食べるのですが、棒状のインスタントラーメンというものはあまり買ったことがありませんでした。今回はそんなノンフライ・ノンスチーム製法で作られる棒状ラーメンの中から、「熊本焦がしニンニク入り黒マー油とんこつラーメン」を食べてみたレポートしたいと思います。
ご存知棒ラーメンは、福岡に本社を置く株式会社マルタイが60年近く前に開発した看板商品です。マルタイからは「九州を食す」シリーズとして8種類の棒ラーメンが発売されており、その中から今回は最も人気のある商品の一つである熊本ラーメンを食べてみました。
特徴は何と言っても濃厚なとんこつスープにニンニクとラードの入った香り高い特製黒マー油を溶かして生まれる深い味わいです。
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パッケージには一目見てそれとわかる「熊本」の大きな文字が焦がしニンニクと黒マー油の言葉に食欲がそそられます。
裏面には作り方が絵入りで示されています。重要なポイントは何と言っても茹で過ぎないこと。盛り付け時間も考えて茹で時間は3分よりも短めでもいいかもしれません。
中には棒状ラーメン、粉末スープ、調味油がそれぞれ2包ずつ入っています。当然ですが、麺はよくあるインスタントラーメンのフライ麺とは異なります。それぞれにそれぞれの美味しさがあるのですが、じょいえもん的にはさっぱりとしたこちらのノンフライ・ノンスチーム製法の麺もかなり美味しく感じましたです。
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粉末スープがとんこつスープ、調味油が黒マー油です。熊本ラーメンの味の決め手であるコクのあるとんこつの風味と香ばしいニンニクの味が凝縮されています。
トッピングに刻んだ青ネギと紅ショウガを加えてみました。立ち上がる湯気からはとんこつとニンニクの香りが広がり食欲がそそられます。
表面に浮かぶ黒い粒は黒マー油の中のローストガーリックです。とんこつスープのアクセントとして存在感があります。ニンニク好きはさらにニンニクペーストを少し加えてみてもいいかもしれません。
今回初めて棒ラーメンというものを食しましたが、正直何でもっと早くに試さなかったのかと感じました。それくらいこの棒ラーメンには通常のインスタント麺と異なる独特の美味しさがあり、病みつきになってしまいそうです。その理由は、麺の製法の違いによる独特の味わいはもちろん、この熊本ラーメンはスープと黒マー油と麺が絶妙にマッチしていて、他のカップ麺のとんこつ味とは一線を画す深い味わいがあることに他ならないと思います。ぜひ他の九州シリーズも食べてみたいと思います。
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