やきそば弁当食べてみたシリーズの今回は、「やきそば弁当 たらこ味バター風味」です。第一印象は「あれ、たらこ味?」。実際に食べてみると、バターの効いた独特な味わいながらなかなか美味しいものでした。
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たらこスパゲッティ路線?
たらこをイメージした真っピンクのパッケージには「北海道限定」「たらこ味バター風味」と大きく書かれています。マルちゃんの公式HPによれば2016年2月1日にリニューアルされたとのこと。これまであったたらこ味に新しくバター風味が追加されたようです。たらこ焼きそばから、洋風のたらこスパゲッティに近づけようとしたのかな?という気もしましたが、やき弁の麺も中華スープがコンソメスープに変わっている訳でもなく、純粋に焼きそばとしての風味が追加されただけのようです。
独特の作り方
フタもピンク色です。作り方が若干独特なので、ここで確認しておくといいかもしれません。
中には粉末ソース、特製油、中華スープ、ふりかけが入っています。注目すべきは、かやくがなく、ソースが粉末に成っていて、特製油が入っていること。これはやきそば弁当シリーズの中でもかなり独特なものになっています。フタの上に書かれている作り方によれば、お湯で戻した麺にまず特製油をかけ、その後で粉末ソースをかけます。
麺をお湯で戻すとこのとおり。かやくが一切入っていないのが新鮮です。
特製油をかけると動物性の脂のような匂いがします。これは麺と麺がくっつかないようにして粉末ソースを絡ませやすくするだけでなく、バター風味を出す役割も担っているのでしょうか。粉末ソースはたらこのピンク色をしており、その中に粉末の野菜が入っているようです。かなり粒の小さな粉なのですが、特製油がうまく麺と絡ませてくれます。
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バターの味が強い
粉末ソースを全体に絡ませたらふりかけをかけて完成です。たらこソースにふりかけのかかった感じは鮮やかな色合いで美味しそうです。一口食べると、バターの良い香りが広がります。麺は細めのいつもどおりのやき弁の麺なのでサラサラと食べ進めることができます。ただ、食べていってもあまりたらこの味を感じません。たらこ味にバター風味が加わったことで、バターの強い味わいが前に出てたらこ味が少し後ろに隠れてしまっているような印象を受けました。それでも思ったほどクドくはなく、ふりかけの青さの香ばしさも加わってあっという間に食べきってしまいました。たらこ感がもう少しあればという感じはしましたが、全体的に独特な路線のやき弁としてうまく出来上がった面白い商品だと思います。
Amazon→マルちゃん やきそば弁当132g×2、たらこ味バター風味111g×2、エクスプレス117g×2
以前の「やきそば弁当 たらこ味」もまだあるようです。
Amazon→マルちゃん 東北・信越地区限定 やきそば弁当 たらこ味 123g×12個
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